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親権喪失・停止(用語集)
2018年10月3日 未分類
はじめに 親権は、権利とはいうものの、実質的には義務ともいうべきものです。そのことは、民法で端的に定められています。 「親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。」(民法820条) そ …
関連請求の併合(用語集)
2018年9月14日 未分類
関連請求の併合とは? 「人事訴訟に係る請求と当該請求の原因である事実によって生じた損害の賠償に関する請求」とは、一つの訴えですることができます(人事訴訟法17条)。 たとえば、夫がAと不貞したことを理由に、妻が東京家庭裁 …
成年擬制(離婚の基礎知識・用語集)
2018年7月12日 未分類
はじめに 平成34年4月1日に廃止される制度です。 内容 当原稿作成時点の民法では、「未成年者が婚姻をしたときは、これによって成年に達したものとみなす。」と定められています(民法753条)。そして成年は20歳とされていま …
調停前置主義(離婚の基礎知識・用語集)
2017年11月29日 未分類
家事事件手続法では、「244条の規定により調停を行うことができる事件について訴えを提起しようとする者は、まず家庭裁判所に家事調停の申し立てをしなければならない」と定められており(家事事件手続法257条1項)、離婚訴訟もそ …
移送(離婚の基礎知識・用語集)
2017年11月21日 未分類
離婚訴訟は、夫婦いずれかの住所を管轄する家庭裁判所が担当します。したがって、夫が妻に離婚訴訟を提起したいという場合、夫は自分の住む県にある家庭裁判所に離婚訴訟を提起すればよく、わざわざ妻の住む県にある家庭裁判所に提起する …
人事訴訟(離婚の基礎知識・用語集)
2017年8月31日 未分類
「身分関係の形成又は存否の確認を目的とする訴えに係る訴訟」のことで(人事訴訟法2条)、典型例は離婚訴訟です。この人事訴訟の手続きには民事訴訟法も適用されますが、人事訴訟法が優先して適用されることになります。 通常の民事訴 …
参与員(離婚の基礎知識・用語集)
2017年8月25日 未分類
参与員は、個別の事件について指定される非常勤の裁判所職員です。離婚訴訟などの人事訴訟において、「家庭裁判所は、必要があると認めるときは、参与員を審理又は和解の試みに立ち会わせて事件につきその意見を聞くことができる」とされ …
裁量棄却(離婚の基礎知識・用語集)
2017年8月24日 未分類
民法770条1項1号から4号の離婚原因(不貞、悪意の遺棄、3年以上の生死不明、強度の精神病)があっても、裁判所は、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができます(民法770条2項) …
離婚届を勝手に偽造したらどうなる?
2017年8月21日 未分類
はじめに たとえば夫が離婚届へのサインを同意していないのに、妻が勝手に記入して役所に提出したとします。この場合、妻は刑事罰を科される(=懲役や罰金を食らう)可能性があります。離婚は無効であり、仮にその後妻が別の男性と婚姻 …
婚姻の取消し(離婚の基礎知識・用語集)
2017年8月18日 未分類
離婚や婚姻の無効以外にも、民法には「婚姻の取消し」という制度があります。法律に定められた原因がある場合に、ある一定の者が家庭裁判所に請求することによって、取消しが可能となります。①不適法な婚姻の取消しと②詐欺または強迫に …