【調停和解成立】不倫慰謝料500万にサインさせられたが、連帯250万(1人125万)に減額した事例 | 慰謝料請求に強い弁護士

  • 0358354050受付時間 平日9:00~20:00
  • お問い合わせ
新型コロナウイルス対策オンライン面談・電話相談 実施中

解決事例

【調停和解成立】不倫慰謝料500万にサインさせられたが、連帯250万(1人125万)に減額した事例

20代

  • 不倫慰謝料を請求された

相談前

ご相談者のところに相手方が突然訪問してきて、相手方の妻(=交際相手)との関係を追及してきました。ご相談者は長時間相手方から責められた挙句、不貞関係を認めたうえ慰謝料500万円を払う、支払が遅れたり接触禁止に違反したりした場合には追加で違約金を払う、などという内容の書面にサインさせられてしまいました。

ご相談者は、サインさせられたことに不安になって、当事務所にご相談いただくことになったのです。

相談後

当事務所は、ご相談者がサインさせられた書面は無効であると主張したうえで、相応の慰謝料を支払う意思があることを伝えました。

相手方弁護士は、交際相手に対しては離婚と慰謝料などを求める調停を、ご相談者に対しては慰謝料を求める調停を、あわせて一緒に申し立ててきました。

当事務所とご相談者は、調停に出席して話し合いを試みることにしました。相手方と交際相手も含めた三者が各々弁護士を伴って調停で話し合った結果、①相手方と交際相手は離婚する、②ご相談者と交際相手とが連帯して250万円を相手方に支払う、といった内容で話がまとまりました。

ご相談者にとっては、500万円を支払う必要がないことが確認されたことになります。また、「ご相談者一人で500万円を払う」という内容から、「交際相手と二人あわせて250万円を払えばよい」(単純な一人当たり換算では125万円)という内容に圧縮されたことになります。

弁護士からのコメント

示談書などの書面を突き付けられ、その中に「500万円を支払う」というように記載されていることがあります。納得いかない内容・金額なのにそのままサインしてはいけません。自由な意思で取り交わした書面は原則有効とされますし,その書面が有効だとされれば,実際にその金額を支払わねばならなくなります。

一般論としては、調停は双方が合意しないと成立しませんので、相手方に譲歩する姿勢が全く見られないような場合には、調停に出席しても結果的に時間の無駄となってしまう可能性が高いです。連帯して250万円というのは、「相手方はご相談者にも交際相手にも250万円を請求できるが、受け取れる総額は250万円」という意味です。仮にご相談者が250万円を相手方に払えば、交際相手が相手方に払う必要はありません(相手方に払った250万円をご相談者と交際相手でどう負担するかは別の問題です)。

その他の解決事例

  • 不倫慰謝料を請求したい

【示談成立】離婚成立前に、不貞相手に不倫慰謝料250万円を認めさせ、公正証書を作成し解決

ご相談者は、妻の不貞を知り離婚を希望していましたが、不貞相手(=相手方)にもきちんと責任を取ってもらいたいと思うようになりました。当事務所が相手方と交渉していったところ、相手方は、不貞を認めて反省の言葉も述べてきました。もっとも、多額の金銭を一括で支払える資力がないなどと主張してきました。また、慰謝料を支払う条件として、不貞のことを第三者に口外しないと約束し・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【和解成立】相手方離婚。慰謝料等580万超を請求されたが130万円に減額した事例

ご相談者は、既婚女性と連絡を取るようになり、夫婦仲や離婚のことなどについて相談されるようになりました。会って相談がしたい、お酒でも飲んでストレスを発散しようという話になり、長時間滞在できることからラブホテルで話をすることになりました。ホテル内では、不貞行為などは一切ありませんでした。 その後、女性の夫(=相手方)の弁護士から、不倫慰謝料を請求するという・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】相手方が離婚。不倫慰謝料を120万円に減額し解決

ご相談者は、既婚女性と交際していました。ある日、「250万円の不倫慰謝料を支払え」などと、弁護士を名乗る人物から電話がありました。 ご相談者としては、女性の夫(=相手方)に対して不倫慰謝料を支払わなければいけないことは分かっているが、本当にそのような金額を支払わなければならないのか、今後どのように対応していけばいいのか、と思って当事務所にお越し頂いたの・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】異動退職や慰謝料を請求されたが、慰謝料のみで解決した事例

ご相談者は、上司(=交際相手)から誘われて断り切れず肉体関係を持ってしまいました。ある時交際相手から着信があり、応答してみるとその妻(=相手方)でした。相手方に対して不倫を認めて謝罪したところ、相手方からは、退職や部署異動をする意思などを尋ねられたうえ、示談書案が送られてきました。 ご相談者としては、不倫の事実を争うつもりはありませんでしたが、退職すること・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】慰謝料150万円を請求されたが、15万円に減額した事例

ご相談者は、親しくなった男性から実は既婚者だと聞かされたので、以後会わないようにしていましたが、ある時仕方なく関係を持ってしまいました。その後も執拗に男性から誘いが来ていたものの、ご相談者は一切対応していなかったのですが、ある時男性の妻(=相手方)の弁護士から、慰謝料150万円を請求する通知書が届きました。 ご相談者としては、既婚者と知った後の関係は1・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】200万円の不貞慰謝料を請求されたが、75万円に減額し早期解決した事例。

ご相談者は、交際相手の妻(=相手方)から配達証明で書面を受け取りました。その中には「10日以内に200万円を払え、今後一切夫に接触するな、このことは誰にも言うな」といった内容が書かれていました。書面自体は相手方本人の名義でしたが、その内容を見ると、その背後には何がしかの専門家がいるのではないか、そうだとすると自分で対応するのは不利になるばかりではないかと思い・・・

詳しく見る
  • その他

【示談成立】不倫相手と交際トラブルになり、80万円で関係清算し解決した事例

ご相談者は、勤務先関係の女性(=不倫相手)と懇ろになりましたが、次第に不倫相手から暴力を受けるなどするようになりました。ご相談者は不倫相手との関係を妻に打ち明けて関係を清算しようとしましたが、不倫相手からは納得できない、連絡を絶ちたくないなどと言われるばかりでした。どのように対処すれば良いものかと困ってしまい、当事務所にご相談いただくことになったのです。当事・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】慰謝料300万円を請求されたが、60万円に減額した事例

ご相談者は、一時期、職場の既婚男性(=交際相手)と親しくなりました。数年経ったある時、交際相手妻(=相手方)から突然連絡がありました。交際のことを咎められ、退職を要求されたのでした。そして、相手方弁護士から慰謝料300万円を請求するという内容証明が送られてきました。 ご相談者としては、探偵を当時つけていたなら既に時効ではないかという思いがありました。も・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【訴訟で和解成立】不貞後入籍。不倫慰謝料330万円の請求を150万円で解決

ご相談者は、交際相手の夫(=相手方)から電話で不倫慰謝料を請求されました。そして相手方が勝手に示談書作成まで進めようとしたため、ご相談者はこのままでよいのかと怖くなり、当事務所にご相談いただくことになりました。当事務所が相手方に接触したところ、相手方も弁護士をつけてきました。当事務所は相手方弁護士と示談交渉を進めて行きましたが、話はまとまらず、訴訟となりまし・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】不倫慰謝料500万円の請求を50万円に減額し解決

ご相談者のもとに弁護士から内容証明が届きました。その内容は、「不倫慰謝料500万円を支払え、今後一切夫にプライベートで会うな」というものでした。どのように対応したらよいのか分からないとのことで、ご相談にいらっしゃいました。当事務所の弁護士は、まず、相手方に離婚の具体的な予定があるのかどうかを明確に説明するよう求めていきました。しかし、相手方弁護士は、離婚の具・・・

詳しく見る
離婚のご相談 Consultation
03-5835-4050