【示談成立】慰謝料500万を請求され分割を打診してしまうが、200万分割で解決 | 慰謝料請求に強い弁護士

  • 0358354050受付時間 平日9:00~20:00
  • お問い合わせ
新型コロナウイルス対策オンライン面談・電話相談 実施中

解決事例

【示談成立】慰謝料500万を請求され分割を打診してしまうが、200万分割で解決

40代

  • 不倫慰謝料を請求された

相談前

ご相談者に、相手方弁護士から不倫の件でと連絡が入りました。相手方弁護士から内容証明をどこに送付すればよいかと尋ねられたため、自宅や職場に送られると迷惑がかかってしまうと思い、相手方弁護士の法律事務所に直接受け取りに行くことにしました。内容証明を見ると、妻との不倫(不貞)が10年近く続いている、500万円の慰謝料を支払え、妻に接触するな、などと記載されていました。その場でご相談者は、500万円というのは高すぎるので何とか分割にしてほしいという打診を相手方弁護士にしてしまいました。 ご相談者はその後心配になり、500万円からの減額と分割払いを希望して、ご相談にお越し頂くことになりました。

相談後

当事務所は、ご相談者には今後相手方妻に接触するつもりはないことを説明したうえで、婚姻破綻がないのではないか、だとすれば500万円というのは高額すぎると争っていきました。すると相手方弁護士は、仮に婚姻破綻がないとしても、不貞期間が極めて長期に及んでいると反論してきました。 不倫慰謝料の減額に向けて粘り強く示談交渉を進めて行った結果、ご相談者が訴訟で争うよりも早期解決の方向性を希望されたこともあって、最終的にはご相談者が相手方に200万円を支払う(頭金+残額を分割)形で示談が成立しました。

弁護士からのコメント

不倫慰謝料として請求された額に異議を唱えることなく、分割払いを一度は打診してしまった事案です。本心からその額に納得している場合はもちろん別ですが、請求されている額を受け入れるような発言を軽々しくするのは危険です。一旦受け入れるような発言をした後で異議を唱えると、「払う約束をしたはずだ。一体どういうつもりだ」と相手方に思われてしまう可能性が高いです。相手方の提案はあくまで提案として持ち帰ったうえで(=請求されている額を承諾するようなことを言わずに)、弁護士に依頼してきちんと反論・対応していくべきです。 ご相談者としては、家族や職場に迷惑を掛けたくないという思いがあり、できれば早期解決をと希望していました。仮に慰謝料額を争って訴訟となった場合、解決まで時間がかかるうえ、婚姻破綻がなさそうであることがプラス材料(不倫慰謝料の減額材料)になるとしても、相手方の指摘している不倫期間が極めて長期である点がマイナス材料(不倫慰謝料の増額材料)となる可能性がありました。そのことを踏まえたうえ、早期かつ穏便に解決できるというメリットを考慮して、示談解決を選択したものです。

その他の解決事例

  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】慰謝料振込後に相手方から次々連絡を受けた事例

ご相談者は、交際相手の元妻(=相手方)から請求され、示談書を作らずに慰謝料150万円を支払いました。慰謝料を振り込んで終わったと思っていたら、その後も相手方から、金額を決める時に知らない事実があったから話が違う、交際相手(=相手方の元夫)と別れろ、などと次々連絡が入りました。 ご相談者は精神的に疲れ切ってしまい、これからどうしたら良いのかと思って、当事・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求したい

【示談成立】離婚成立前に、不貞相手に不倫慰謝料250万円を認めさせ、公正証書を作成し解決

ご相談者は、妻の不貞を知り離婚を希望していましたが、不貞相手(=相手方)にもきちんと責任を取ってもらいたいと思うようになりました。当事務所が相手方と交渉していったところ、相手方は、不貞を認めて反省の言葉も述べてきました。もっとも、多額の金銭を一括で支払える資力がないなどと主張してきました。また、慰謝料を支払う条件として、不貞のことを第三者に口外しないと約束し・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】不倫慰謝料等450万を請求され、190万長期分割で解決した事例

ご相談者は同僚との不倫がバレてしまい、その元妻(=相手方)の弁護士から内容証明が届きました。その内容は、ご相談者との不倫がもとで離婚した、慰謝料や調査費用(=探偵の費用)など450万円を払え、というものでした。 ご相談者としては、交際期間が実際より長く記載されているうえ、金額的にも到底支払える額ではないと思って、当事務所にご相談いただくことになりました・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】慰謝料300万円を請求されたが、50万円に減額し早期示談した事例

ご相談者はアプリで男性と知り合いました。アプリは独身者だけが登録・利用できるものでしたので、男性も独身だと思っていました。友人付き合いが続き、ある時、男性に対して交際意思を尋ねました。すると男性から、実は自分は結婚している、ずっと前から妻とは仲が良くない、などと打ち明けられました。ご相談者は男性と距離を置こうとしましたが、男性から繰り返し誘われたことから、身・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【訴訟で和解成立】不倫慰謝料850万で訴えられ、尋問前に200万分割で解決

ご相談者のもとに、不倫のせいで離婚となったので慰謝料850万円を払え、という内容の訴状が裁判所から届きました。ご相談者としては、相手方の元妻は単なる友人で、交際しているつもりは全くなく、肉体関係も一切ありませんでした。ただ、相手方の元妻を自宅に泊めたことはありました。訴状が届いたことでどのように対応していけば良いかと思い、当事務所にご相談いただくことになりま・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【訴訟取下げ・示談成立】不倫慰謝料500万円を請求されたが、100万円に減額し解決

ご相談者は、交際相手の妻(=相手方)の弁護士を名乗る人物から、「不倫の件で話がしたい」というメッセージが携帯電話に入っていることに気づきました。あまりに突然のことでどのように対応して良いか分からず、ご相談に来られました。  相手方弁護士は、ご相談者の悪質性を強調して、500万円を請求するとともに夫(=交際相手)に二度と接触しないと約束せよ、と・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【和解成立】裁判で不倫慰謝料等550万円を請求されたが、60万円分割払で解決した事例

ご相談者のもとに、裁判所から訴状が届きました。内容は、不倫慰謝料と弁護士費用とを合わせて550万円を払え、というものでした。 ご相談者は都内在住でしたが、相手方(交際相手の元夫)が地方に在住していたため、地方にある裁判所で訴えられてしまったのでした。ご相談者は、自分で裁判に対応することは難しいし、不倫自体は事実だが550万円というのは高額すぎると思って・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求したい

【示談成立】不倫相手に不貞1回300万円の違約金を認めさせた事例

ご相談者は、夫の浮気に長年悩まされていました。その後、過去の不貞などを認める念書を夫に書かせることができましたが、ご相談者としてはそれだけでは安心できませんでした。不貞相手に対して、夫との関係を断ち切ると約束させ、もし守られなかったときは高額の慰謝料を支払ってもらいたいと思って、当事務所にご相談いただくことになったのです。当事務所は、不貞相手に内容証明を送付・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】不倫慰謝料500万円で示談してしまったが、360万円長期分割で再示談した事例

ご相談者は、交際相手との不倫がバレてしまい、相手方(=交際相手の夫)から呼び出されました。そして、慰謝料500万円、そのほか接触禁止や違約金の記載のある示談書に署名・押印をしてしまいました。 自分の家族や職場に不倫がばれたくないと思って示談書に署名押印したものの、やはり示談書の内容には納得がいかないと思って、当事務所に相談いただきました。当事務所は、示・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

【示談成立】不倫慰謝料300万円を請求されたが、60万円に減額し解決

不倫がバレてしまい、ご相談者は、交際相手、その妻(=相手方)と三者間で話し合いをしました。その際、相手方は離婚するつもりだと話していましたが、具体的な結論までは結局出ませんでした。その後、ご相談者は、相手方から深夜に何十件も電話を掛けてこられたり、「夫(=交際相手)にもう会うな」などと要求されたりしました。 そして、ついには相手方の弁護士から内容証明が・・・

詳しく見る
離婚のご相談 Consultation
03-5835-4050