解決事例
【示談成立】慰謝料350万円を請求され、60万円分割払で解決した事例
40代
- 不倫慰謝料を請求された
相談前
ご相談者は、かねてからの知人女性とたまに連絡を取っていましたが、あるとき数十年ぶりに直接会うこととなり、肉体関係を持ちました。後日、その女性の夫(=相手方)から入電があり、肉体関係のことを尋ねられたため、率直に認めて謝罪しました。その後、相手方から、謝罪文の差し入れを求める旨の内容証明が送付されてきました。 ご相談者としては、相手方には非常に申し訳なく思っていましたが、どのように対応すれば良いのか不安に思い、当事務所にご相談いただくことになりました。
相談後
ご相談者としては、相手方と争いたくない、こちらから強く反論して荒立てることはできるだけしたくないという強い希望がありましたので、当事務所は、できるだけその意向を踏まえつつ話し合いを進めていくことにしました。 すると相手方は、慰謝料350万円を払えと提示してきました。当事務所は、本件事情からすればそのような金額が裁判上認められることはないこと等を主張して、交渉を進めていきました。その結果、60万円分割払の内容で示談が成立しました。
弁護士からのコメント
「反論すると相手方の感情を損ねるのではないか」「誠意を疑われるのではないか」といった心配も分かります。しかし何も言わないと、相手方から「何も言い分が無いなら、こちらの要求をそのまま受け入れろ」と言われる可能性があります。何も言わないことを誠実さ・反省の表れと受け止めてもらえるとは限りません。あらぬ方向に誤解される可能性もあります。一般論としては、どこかのタイミングで、言うべきことは言うほうが無難かと思います。相手方としても「慰謝料減額のために反論してくるだろう」「自分の知らない事情が何かあるのかもしれない」などと考えている可能性が高く、徹頭徹尾何も言わないと逆に相手方が不信を抱く可能性も高いと思われます。
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