電話で弁護士から不倫を問い詰められた…今後どうしたら? | 慰謝料請求に強い弁護士

  • 0358354050受付時間 平日9:00~20:00
  • お問い合わせ
新型コロナウイルス対策オンライン面談・電話相談 実施中

慰謝料コラム

電話で弁護士から不倫を問い詰められた…今後どうしたら?

電話で弁護士から連絡

はじめに

「携帯電話に見知らぬ番号の着歴があったので、不審に思いつつ折り返すと法律事務所だと言われた。弁護士と名乗る人物が電話口に出て来て、慰謝料請求すると言って不倫の詳細を高圧的に問い詰めてきたので、とても怖い思いをした…」

そんな方も少なからずいらっしゃいます。

電話でいきなり言われて、思わず不倫を認めた方もいらっしゃるでしょう。

とりあえずその場は何とか切り抜けた方もいらっしゃるでしょう。

電話で不倫を弁護士から問い詰められた場合、今後どう対応していけばいいのでしょうか?

電話で不倫を認めてしまった場合は?

証拠になる可能性は十分あります。

電話で弁護士に不倫を認めてしまった場合、その通話内容を法律事務所が録音している可能性があります。

「不倫を認めた覚えはない」と後で否定したとしても、認めた証拠として録音が提出されてくるかもしれません。

また録音まではしていなくても、いつ、どのような内容の話をしたのかについての記録を、法律事務所で取っている可能性が高いです。

その記録が、不倫を認めた証拠となってしまうことがあります。

不倫を認めたけれど言いたいことがある場合は?

「不倫は認めたけれど、自分にも言いたいことがある」

「思わず不倫を認めてしまったが、本当は自分の行為が不貞行為に該当するのか疑問を感じている」

「気圧されて不倫を認めてしまったものの、実際には不貞はしていない」

このような場合、あきらめずにきちんと事実を主張すべきです。

相手方弁護士と示談書を取り交わした後からでは難しくなりますが、電話で認めただけの段階なら、争っていく余地は十分あります。

弁護士に相談を

電話で弁護士に不倫を認めてしまったことが不利に働く可能性は否定できません。

しかし、あなた自身の認識や言い分を整理して相手方に伝え、きちんと減額交渉を進めていくべきです。

「不倫を認めてしまったからどうしようもない」と言って相手方弁護士の言うなりになってしまうと、かなり不利な結果に終わってしまいます。

まずは弁護士に相談することをお勧めします。

そうすれば、相手方弁護士からの請求内容が相場に照らして妥当なのかそうでないのか、ご自身の反論が通る可能性などについて、おおよその見当がつきます。

とはいっても、相手方に弁護士がついている以上、あなた自身で反論していったり減額交渉したりすることは実際問題として難しいでしょう。

減額を目指していくなら、あなた自身も弁護士に依頼して対応すべきです。

相手方弁護士と示談書まで取り交わしてしまうと、その後から減額などを主張しても手遅れです。

そうなる前に、正式に依頼するかどうかは別として、弁護士に相談だけでもしておきましょう。

電話で不倫を認めなかった場合は?

次のアクションを誘発する可能性があります。

「不倫を認めなければそれで終わり」ということは、あまりありません。

相手方は、不貞の何らかの証拠などを持っているなど、慰謝料が認められるというそれなりの自信があるからこそ、弁護士に依頼しているはずです。

そのまま放置すると、自宅や職場に相手方弁護士から内容証明が送られてきたり、裁判所から訴状が届いたり、請求が新しい段階に入ることが多いでしょう。

その結果、トラブルを抱えていることが同居親族や勤務先にバレてしまう可能性があります。

(参照)不倫で内容証明が届いたら

弁護士に相談を

弁護士をつけてまで請求してきているということは、相手方本人の請求意思はかなり強いです。また、ある程度の不貞の証拠を確保している可能性も高いでしょう。

そのため、あなたが不貞を認めないまま放置しても、相手方本人が請求を諦める可能性は、極めて低いです。

あなたと交渉をしても無駄だと判断し、裁判にしてくる可能性が高くなってきます。

したがって、「電話で認めなかったから安心」というのではなく、弁護士に相談して今後の方針などを検討していくことをお勧めします。

弁護士への相談により、今後の見通しをたてることが可能となります。

また、相手方弁護士からの請求内容の妥当性についても、だいたいの見当がつきます。

その内容を踏まえ正式に依頼するかどうかを検討するのがよいでしょう。

弁護士をつけず交渉する危険性

あなたは交渉しているつもりでも…

話し合えない、と判断される可能性があります。

あなた自身は交渉しているつもりかもしれません。

しかし、相手方弁護士の立場からみれば、「結局払わないと言っているだけ。何の誠意もない」と受け取めることは、少なくありません。

相手方弁護士は、法的根拠を踏まえて慰謝料を請求してきています。

それに対して、法的根拠のある反論を、的確に述べる必要があります。

さもなくば、「理屈が通らないことを反論してくるだけで、全く合理的な話し合いができない。裁判で決着をつけるしかない」と判断されてしまいます。

そして、訴訟提起されることにつながってしまいます。

的確な反論ができない可能性があります。

ネットで調べれば、「離婚していなければこれくらいが不倫慰謝料の相場だろう」といったような、ごく一般的知識は手に入るかもしれません。

しかし、それをそのまま伝えるだけでは、相手方の説得はできません。

あなたが有利になるために、その知識を駆使するスキルが必要です。

あなたのことだけではなく、相手の状況や戦略などを予測しながら交渉することも重要なのです。

訴訟提起されやすい状況です。

弁護士が相手方にはついているが、あなたにはついていない。

この状況は、あなたとしては訴訟提起されやすい状況です。

相手方は、訴訟をちらつかせばあなたが折れてくるのではないか、と考えるでしょう。

それでも折れなければ、訴訟提起される可能性が極めて高くなります。

(参照)弁護士に依頼するメリット

まとめ

不倫慰謝料を電話で弁護士から請求されることがあります。

口頭とはいえ不倫を認めてしまうと、それ自体が証拠となってしまうと思っておきましょう。

しかし、認めてしまうとどうしようもない、というわけではありません。

不倫を電話で認めなかった場合でも、そのまま放置すると次のアクションを誘発してしまいます。

相手方が弁護士に依頼したということは、それなりの証拠を持っている可能性が高いですし、請求を貫き通そうとする意志も強いことが推察されます。

弁護士が相手方についており、あなたの側についていない場合、訴訟を提起される危険性が高いです。

あなたとしても、弁護士に相談して対応すべきです。

このコラムの監修者

  • 橋本 俊之
  • 秋葉原よすが法律事務所

    橋本 俊之弁護士東京弁護士会

    法学部卒業後は一般企業で経理や人事の仕事をしていたが、顔の見えるお客様相手の仕事をしたい,独立して自分で経営をしたいという思いから弁護士の道を目指すことになった。不倫慰謝料問題と借金問題に特に注力しており,いずれも多数の解決実績がある。誰にでも分かるように状況をシンプルに整理してなるべく簡単な言葉で説明することを心がけている。

その他のコラム

  • 不倫慰謝料を請求したい

不倫の違約金、ペナルティをつけることはできる?

はじめに 「今回の不倫については慰謝料50万円で手打ちにするが、二度と不倫しないように違約金を約束させたい」 「今は慰謝料ゼロでいい。ただし今度不倫したらペナルティを与えたい」 このようなご希望をいただくことがあります。   離婚せずに配偶者とやり直す選択をされた方にとっては、不倫相手に近づかせないのが再優先だからです。 違約金がペナルティの典型で・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

不倫で内容証明郵便が届いたら、どうすればいい?

はじめに:不倫・不貞行為で内容証明郵便が届いたら 不倫がバレて内容証明郵便が相手方(=交際相手の妻/夫)から届くと、不安でいっぱいになります。 「とてもこんな金額は払えない…」 「すぐ訴えられてしまうの…?」 「どうしよう、職場や自分の家族にバラされるかも…」 そんな思いで仕事や家事も手につかないことでしょう。   でも、内容証明郵便が届いたときに・・・

詳しく見る
  • その他

不倫の誓約書を無理やり書かされたら?無効・取消を争えるケースを解説

【はじめに】不倫の誓約書を守らなかった…違約金、家族への通告等を防ぐために 「不倫が発覚して、誓約書(念書)でもう二度と会わないと約束したのに、破ってしまった…」 「交際相手から連絡が来て、またやりとりをしてしまった…」 相手方から突きつけられた高額な違約金(違反金)や、法的措置という言葉に絶望していませんか?   率直にいって、誓約書(念書)を作・・・

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

不倫・不貞行為で会社を辞めろと要求されたら?

はじめに 「会社を辞めろ。今後一切夫に関わるな」というように、相手方(=交際相手の妻)から、強く退職を要求されることがあります。 交際相手が同じ職場の上司だったとか同僚同士の不倫の場合には、しばしば問題になることです。 会社を辞めろと言われても、当然ながらそう簡単に辞められるわけではありません。 とはいえ「ただでさえ不倫がバレて激高されているのに、要求を断っ・・・

詳しく見る
  • その他

不倫慰謝料請求と訴訟告知

不倫慰謝料請求訴訟で被告から訴訟告知を受けた場合、その訴訟に参加するもしないもあなたの自由です。参加しなかった場合でも判決内容を後から争うことはできなくなります。

詳しく見る
  • 不倫慰謝料を請求された

不倫を職場にバラされた・バラすと脅されたら?名誉毀損と慰謝料減額のコツ

不倫を職場にバラすと脅されている、あるいは既にバラされて絶望している方へ。 相手方の要求に言われるがまま応じるのは絶対に避けてください。実務上は「暴露される前に弁護士が介入し、相手方を思いとどまらせる」のが最もメリットが大きいです。 当事務所では、あなたの状況に合わせて以下の戦略を検討します。   【暴露の阻止】 弁護士名義の通知で職場への接触を牽・・・

詳しく見る
  • その他

不倫慰謝料の示談書(請求側・される側双方の視点から)

不倫の示談書:要点を一言でまとめると 不倫・浮気が発覚して、慰謝料について話し合い、示談することになったとします。 示談したら、双方の間で約束したことを書面に記載することになります。 その書面が示談書です。   示談書は示談の証拠書類として、約束した内容を確認することを目的として作成するものです。 示談書には慰謝料の金額、支払い期限などの内容を掲載・・・

詳しく見る
  • その他

不倫でも本気だった…離婚しない交際相手に慰謝料請求できる?

要点を一言でまとめてみると: 離婚しない交際相手へ慰謝料請求(はじめに) Aに配偶者Bがいることを知っているけれど、「Aはもうすぐ離婚できるみたいだ、そうしたら自分と結婚してくれる」と思って交際を続けているCさんがいるとします。   このCさんのように、既婚者である交際相手(不倫相手)のAから「離婚してあなたと結婚するつもりだ」と聞かされていたのに・・・

詳しく見る
  • その他

既婚者のマッチングアプリ利用で起こるトラブル・不倫慰謝料・離婚・・・弁護士が徹底解説!賢明な対処法と相場

「家庭に大きな不満はないけれど、どこか満たされない」 「実際に会わないなら相手を探すのは別にいいだろう。口コミも良さそうだし、無料の範囲で試してみよう」 既婚者でも、そうした軽い気持ちをきっかけに、出会い目的でマッチングアプリを使う人も少なくありません。   しかし、その気軽さ・手軽さの裏には、あなたの平穏な日常を根底から覆しかねない、「やばい」深刻なトラブ・・・

詳しく見る
  • その他

不倫問題と債務不存在確認訴訟(用語集)

(1)債務不存在確認訴訟というのは、裁判所に「被告に対する義務はない、と認めてほしい」と訴え出る裁判のことです。   不倫問題でいえば、「不倫慰謝料を払え」と請求されている人が、裁判所から「慰謝料支払義務はない」と認めてもらうために、自分の方から相手方(慰謝料を請求してきた人)を被告として訴える、というものです。   不倫問題が裁判に持ち・・・

詳しく見る
離婚のご相談 Consultation
03-5835-4050